こんにちは、uru(@uru_)です。今回は最近私が購入したRODE(ロード)のMini USBマイクのレビューを紹介します。
これを読んでいる方は、Zoomのオンライン会議(ウェビナー)やTeams、YouTube、Podcastなどの音声にこだわり出し始めた方かもしれません。
私が購入した理由も実は同じです。様々なマイクを比較してはいませんが、少なくともRODEのマイクを買っておけば、数千円代のマイクよりは良い音質を手に入れることができ、目的は達成することができるでしょう。
RODEのマイクはこんな人に向いてます。
- テレワークですでにZoomのオンライン会議やTeamsを使っており、さらに音質を向上させたい人
- YouTubeで録音する音質を向上させたい人
- Podcastにこれから挑戦したい人
- 持ち歩きたい人
ただし、次のような用途を考えている人は別のマイクを選んだ方が良いでしょう。
- 初めてZoomやTeamsを使う人(まずPC付属のマイクでも始められます)
- 1つの端末で複数人がオンライン会議で話す使い方(無指向性のマイクを選びましょう)
RODE Mini USBマイクレビュー
外装
まずは開封時のRODE Mini USBマイクをご紹介!
箱はこんな感じ。
箱の中から、箱が出てきて・・・
本体が出てきます。
本体
ちょうど手のひらに収まるサイズ。ただし重さは585 gと、見た目のコンパクトさと裏腹にかなりずっしりしています。表面のダイアルは、裏で接続可能なヘッドホンの音量。USB接続と、自分のマイクの音声をヘッドホンで聞いているかどうかが分かる(ゼロレイテンシーモニタリングモード)ライトがついています。ダイアルはボタンにもなっていて、押すとマイクにインプットした音をヘッドホンに流れないようにできます(大抵の使い方はこちらでしょう)。
本体は至ってシンプルな構成です。マイクは上下にスイングもするので、やや低い机においたとしてもポディションを作りやすいでしょう。
上には「RODE」の文字が。あまりロゴがでかいと少しかっこ悪く見えがちですが、RODEのロゴはあまりそういった感じはなく、かっこいいですね!
裏面はヘッドホンの端子とUSB-Cの端子を接続できるようになっています。出力兼電源なので、PC側のバッテリー消耗には要注意です。
USB-C経由でPCやタブレット、スマートフォンにつなぐことができれば、音声を入力することができます。特に特別なアプリ等は必要がないのでとても簡単です。ただ1つ残念なのは、付属するケーブルがUSB-AーUSB-Cケーブルであること。例えばMacBookのようにUSB-Cしか接続できないPCの場合は、USB-CーUSB-Cケーブルを別途用意するか、変換用のハブをかますかしないといけません。例えばApple製品の場合、純正のUSB-Cケーブルはちゃんと反応します。ケーブルの選択肢が少ないのはマイナスポイントです。
同封物の丸い物は、3/8インチー5/8インチネジアダプター。本体のマイクとスタンドはつながってはおらず、実は磁石でくっついているだけなので、簡単に外せます。アダプターを使ってスタジオ用のマイクブームに取り付けることもできるようです(マイクブームは別売)。
スペック
スペックは整理すると下記の通りです。
形式 | エレクトレットコンデンサー |
---|---|
ポーラパターン | カーディオイド |
周波数特性 | 20 Hz – 20kHz |
電源 | USB |
出力 | USB |
サイズ | 高さ14.2 cm x 幅5.5 cm x 奥行き8.9 cm |
重量 | 585 g |
同封物 | USB-C – USB-Aケーブル、3/8インチー5/8インチネジアダプター |
RODE Mini USBマイクはZoomオンライン会議やYouTubeで音質にこだわる初級者向け
RODE Mini USBマイクを実際に使ってみたところ、少なくともPCやスマートフォンの付属マイクよりは、段違いに音声が良いです。指向性マイクなので部屋の反響音やノイズ、呼吸音などもあまり拾いません。もちろん音質はこだわりだすときりがありませんが、テレワークやZoomのウェビナー、Teamsのオンライン会議といった場面では十分な能力を発揮してくれるでしょう。本体は重量があり安定感があります。ただ、持ち運ぼうと思えばできなくないサイズ感なので、外部でオンライン会議に接続しなければならない場合に重宝しそうです。
- テレワークですでにZoomのオンライン会議やTeamsを使っており、さらに音質を向上させたい人
- YouTubeで録音する音質を向上させたい人
- Podcastにこれから挑戦したい人
- 持ち歩きたい人
一方、音質にあまりこだわらない人や、初めてのテレワークでZoomやTeamsをこれから使うという人は、いきなりこのマイクに手を出す必要はないでしょう。使用頻度や音質、接続環境などをまず整えて、それでも音質向上が必要な場合は洗濯してみると良いと思います。また、このマイクは指向性なので、基本正面の声しか拾いません。1つのマイクで複数人がオンライン会議に参加するような場面には向いていません。そのような使用方法の場合には、無指向性のオンライン会議に特化したマイクを購入しましょう。
- 初めてZoomやTeamsを使う人(まずPC付属のマイクでも始められます)
- 1つの端末で複数人がオンライン会議で話す使い方(無指向性のマイクを選びましょう)
おわりに:音質向上で一歩進んだオンライン体験の提供を
さまざまな場面で使用頻度が急激に上がってきた、テレワークやオンライン会議。特に人前でプレゼンするような場面では、映像だけでなく音質にもこだわってみると良いでしょう。そのような場合はRODEのMini USBマイクは比較的コスパよく高い音質を手に入れられまし、イベントや商談といった大事な場面を成功する要素として、今後さらに需要が増すでしょう。
音質が気になりだし、もっと向上させたいと思った人にならおすすめできます。安い買い物ではありませんが、ぜひ検討してみてください。