こんにちは、uru(@uru_)です。この記事ではリード付きミノムシクリップの作り方を紹介します。
理科室でよく使った方、家で電子工作をする方にとっては馴染み深いリード付きミノムシクリップ。使用頻度が高く消耗品なのに、買うと地味に高い道具でもあります。しかし、ハンダ付で簡単に作れる代物でもあるので、一度作り方を覚えてしまうと直すこともできますし、これからもっと難しいものを作るための良い練習材料にも最適です。
これから電子工作を始めたい人、理科の実験道具を作りたい方の参考になれば幸いです。それでは、行ってみましょう!
リード付きミノムシクリップの作り方
まずは必要な材料と道具を揃えましょう
必要な材料と道具は以下の通りです。ホームセンターや100円ショップで揃うものばかりですが、慣れないうちは探すのも一苦労ですので、ネットで一括して購入してしまうのもてです。
リードのついていないミノムシクリップは一度にたくさん購入すればもっと安く買うことができます。ミノムシクリップやリードとなる配線コードは専門店やホームセンターで購入可能ですが、実は車載パーツを売ってる店でも手に入りやすいものです。
ミノムシクリップにリードをつける
まず配線コードをニッパーで切断します。
次に切断した配線コードの先端15mmくらいの皮膜を取ってしまいます。皮膜を取るときもニッパーでできますが、ストリッパーを用意しているとこの作業がとても楽になります。ニッパーもストリッパーも100円ショップで売っているのでオススメです。
次に、ミノムシクリップの皮膜を剝がします。少し力が必要ですが、下の写真のようにミノムシクリップ同士を挟んで引っ張ると取りやすくなります。
裸になったミノムシクリップはこんなカンジです。
ミノムシクリップの皮膜は、写真のように先に配線コードに先に入れておきましょう。
配線コードの先をミノムシクリップの穴に内側から通します。
そして、穴をはんだ付けして固定します。
写真のはんだ付けは・・・正直ヘタクソですね。コレでも全然大丈夫です。
最後に皮膜をミノムシクリップに被せます。
これで完成ですね!
おわりに:道具も自分でDIY!
リード付きミノムシクリップは一度作り方を覚えてしまうととても管理しやすい実験器具です。電気系の実験ではよく使うだけに、作り方を身につけておくと何かと便利ですし、安上がりで済むようになります。
最初はなかなか手惑うこともあるでしょうが、まずは自分でやってみて学びましょう!それがうまくなる1番の近道です!
クリップの電線を入れる孔付近にある二つの突起状の部分は、被覆を押さえるためにあります。
芯線を押さえるものではありません。