こんにちは、結構メルカリにはお世話になっているuru(@uru_)です。
メルペイデビューしてみました!
2019年4月26日(金)〜5月6日(月)の期間中、ポイント還元50%、セブンイレブンなら70%還元(上限2500ポイント)というキャンペーンに便乗してみることにしました。
私、結構前からQuicpayやiDは使っていて、逆にPayPayなどの後発のQRコード決算は使うところが今のところなくてまだデビューしていませんでした。
iPhoneやApple Watchユーザーからすると、正直面倒なんですよ、QRコード決算って。
それに対し、メルカリはiD対応でiPhoneのWalletに対応できることと、メルカリの売上金を使えるということの2点から、以前から気にはなっていました。今回キャンペーンもあることもあって、ようやく決心がつきました。
実際使ってみたら・・・まぁiDなので、普通に便利でした。
ただ、私はここで大きな勘違いをしていました。
明らかに「ポイント還元」と書いてあるにも関わらず、この「ポイント」を「メルペイそのもの(つまり残高)」のことだと思い込んでいたのです。
還元された後、このポイントどうやって使われるのか、一瞬不安がよぎったのは、私だけではないのでは?
その後どのように使われるのか、紹介します。
メルペイの「残高」と「ポイント」は別の概念
世間では10連休の方もいるらしいですが(他人事)、私は10日中7日は出勤という残念な予定。お昼はいつもセブン。予算は大体500円前後。仮に7日なら3500円で還元2450ポイントと、ちょうど上限ポイントくらいになるので、今年のGWはメルペイで乗り切ります。
まず1日目。普通にセブンでメルペイのiDを使い買いました。普通に便利です。
すごいのはその還元処理スピード。深夜1時には還元処理が行われていました。
しかし画面を見ると、残高は減ったまま。その代わり406ポイントが現れています。
てっきり私は残高に加算される(残高=ポイントだと思っていた)ために、この「ポイント」が何者なのか、すぐに分からなかったのです。PayPayのように、残高に加算されるタイプではないようです。しかも、ポイントは180日の期限があり、ポイントを残高に振り込むことはできないのです。
なぜ、私は残高=ポイントだと勘違いしてしまったのか。それにはちゃんと理由があります。
メルカリでは、商品が売れると、まず「売上金」にお金が入ります。この売上金を銀行口座に振り返るか、「ポイント」を購入するか選択を迫られます。申請期間を過ぎると、売上金は消滅します。また、現在は口座振込に一律手数料がかかります。
他の人からモノを買うとき「売上金」から支払いができますが、申請期間までに特に使い道がない場合は「ポイント」を購入します。「ポイント」はメルカリ内でしか使えませんが、期限がない仕様になっていました。
つまり、それまでのメルカリの考え方に従えば、メルペイの残高=ポイントと捉えること自体はロジックとして辻褄が合っています。
が、メルペイの場合の残高は「¥」。メルペイのポイントは例えば楽天の期間限定ポイントみたいな役割へと変貌しているわけです。
次回の支払いでポイントが優先的に使用される
この還元されたポイント、いったいどのように処理されるのか。私の調べ方が悪いのか、どこのページに書かれているのか見つけることができないまま、翌日いつものようにセブンイレブンで弁当を購入しました。
406ポイントが優先的に使用されています。残高は90円しか減っていません。
とりあえず「ポイントが優先的に使用される」ということが分かりホッとしました。例えば楽天なら、ポイントを使うか使わないかは購入時に選べますよね。メルペイの場合、何も買いていないのでいつ使えるのかと心配しましたが、安心しました。
深まる謎:「支払額」は何を指すのか?
ここで新たな謎が。
確かこのキャンペーン「支払額の50%相当(セブンイレブン店頭での支払いの場合は70%相当)がポイント還元されるキャンペーン」でしたよね?
「支払額」ってどれを指すの?
決済金額496円のことなのか、それともポイントを引いたあと払った残高90円のことなのか。
メルカリの還元処理スピードがめちゃくちゃ早いことを最初喜んでいましたが、もし還元対象の「支払額」が残高の方であった場合、私の場合は翌朝のお弁当では63円しか還元されないことになります。それだと当初考えているよりずっと得しないのでは・・・。
これは、明日支払って確認したのち、追記したいと思います。
【追記:2019.04.29】決算合計から還元されていることを確認しました。
おわりに:テクノロジー以前に言葉の意味が分かりづらい
最初はメルペイ結構便利じゃないかなと期待したのですが、後になって考えることが多いです。私に理解力がないだけかもしれないけど、あんまりシンプルで美しくはないなぁという感が否めません。
行動経済学では、バリー・シュワンツ博士の「選択のパラドクス」というものがあって、選択肢が増えると幸せになるどころか、選べず無力感になり満足度が下がるといいます。
スマホ決算の乱立、ユーザー体験の乱雑さ。私、今まさにそんなアンニュイな気分です。
はてさて、今後どうなるのか。慣れればどうってこともないのか、それとも・・・。もう少し使いながら考えてみたいと思います。