こんにちは、uru(@uru_)です。2018年も残りわずかとなりました。せめて年を越す前にはしっかり片付けをしたい。そう思って今回作成したのが上の写真の可動式収納棚です。
きっと便利だろうなと思って作ってみたら、それはもう予想をはるかに超えるツールが誕生してしまいました。今年やったDIYのなかで最も実用性が高い家具です。
これを作った理由は、以前このブログで紹介したロフトベッドにあります。
娘のために作ったロフトベッド。下の巨大なスペースは収納に使う予定だったのですが、この空間をずっと持て余していました。あと、このベッドと入れ替わりで解体した以前のベッドからすのこの廃材が出ていて、これをなんとか利用できないかと考えていました。
この可動式収納棚を作った経緯と作り方を今回は紹介します!
無駄に広い収納スペースの無駄遣い&廃材を活用したい!
はじめに、以前作成したロフトベッドが今どうなっていたかを紹介します。
作成したばかりの様子がこちら。
そしてこれが現在の様子。
布団が引かれている、カーテンがついている、側面のボードに娘の描いた絵が貼られているのが大きな変化です。
特にこのボードは最初から娘の作品を飾ってみたいという思いから作ったので、とても感慨深いものがあります。
でも、そのカーテンの下を覗くと…
…これが現実ですわ。
左奥にはDIYの道具がぐっちゃり。右には娘のおもちゃ類が散乱している状態。高さ150cmもあるスペースなのに上半分はほとんど活かされていません。
そしてもう一つ残った問題がこちら。
ロフトベッドと入れ替わりで古いベッドを解体した時に出た廃材が22枚。布団を支えるすのこだった板です。結構な枚数と長さがあるので、こちらも何かに活かせないかと考えていました。
廃材で可動式収納棚を作ってみた
廃材22枚とロフトベッド下のスペース活用のために、収納棚を作ることにしました。あと、高さはあるほうとはいえ荷物の出し入れをするには狭いので、収納棚ごと取り出せるよう、可動式にすることにしました。
今回からは、以前買ったiPad Pro 2018モデルで簡単に完成イメージを作ります。
自分にしか分からないメモがいくつかありますが、私はあまり厳密に作るのは苦手なので、とりあえず必要な数値に当てはめるように各寸法を出していき、追加で必要な板のサイズや切り分け方、必要なビスの数などを出していきます。
そして買い物。廃材は天板にして、柱などは2×4材を使いました。今回はカットがめんどくさかったので、ホームセンターで切ってきました。
あと足りないビスやキャスターを購入します。
では、ここからは組み立てです。今回はただの収納棚なので、面倒なヤスリがけや塗装は全部無視します。
まずは「日」の形をした枠を作っていきます。ボンドでしっかり仮止めしていきます。
次に、ドリルドライバーで下穴を開け、インパクトドライバーでコーススレッドを打ち込んでいきます。
これを4つ(収納棚2つ分)作ります。
次に、廃材を取り付けていきます。写真上は一気に完成させてしまっていますが、この辺はひたすらスリムビスを打ち込むすごく地味な作業が続きます。
最後にキャスターを取り付けます。棚を一旦ひっくり返して、四方4ヶ所に鍋型のビスでキャスターを固定します。
ちなみに今回作成している棚は室内のフローリングで使用するものなので、素材は硬めのナイロン製のキャスターを選びました。ゴム製のような柔軟性はありませんが、ナイロンはゴムのような劣化の心配がなく、小さくでも耐荷重に優れています。今回のキャスターは1個28kgまで耐えられるので、4箇所で112kgまで耐えられます。
これで1つ完成です!
地道に同じ作業をして、2つ目も完成です!!
可動式収納棚で片付けたら、びっくりするほどスッキリした
では先ほどの酷い有様だったロフトベット下の荷物を収納棚にしまっていきます。
まずは今年色々買い揃えたDIYの工具や端材を収納棚へ。
よく使う工具は上の方へ。これまでは床に直置きで、使う際にイチイチ姿勢を低くしていたため、時々腰を痛めていました。でもこれは可動式だから、棚ごと出してそのままDIYに使えます!
ベッドの下にしまったら、ものすごくスッキリ!ナイロン製のキャスターでどうなるかと思っていたけど、フローリングの上では全く問題なく使えます。もちろん傷もつきません。
もう1つの収納棚にも荷物を入れて、隣に片付けます。キャスターがあるから、片付けも取り出すのも超簡単!
「こんなのがあったらいいな〜」と思って作ったけど、これはヤバい!想像をはるかに超える便利さでした!!!
カオスだったロフトベットの下が、なんということでしょう!
可動式収納棚によって、ここまで綺麗になりました!
Before
After
スペースがまるまる半分復活しました〜!!!
おわりに:もう1個ぐらい作ってもいいかも
私が収納スペースにこだわる理由。それは今は我が家に置いていない私の大事な「あるモノ」を取り戻すため。
そのためのロフトベッドであり、そのための収納スペースです。その話はまたいずれ話すとして、そのための準備がようやく今日完成しました。
…それにしても、想像以上にこの可動式収納棚、便利です(自己満足)。廃材はもう使い切ってしまったけれど、もう1つくらい作ってもいいなぁ。
ほんのちょっとの工夫で、家のスペースはもっと活用できる。DIYならそれができるということを今回改めて実感しました。
皆さんもぜひDIYやってみませんか? もしくは私に何か作って欲しいものがあれば、私も色々作ってみたいので、ぜひご依頼ください。
(続く)