モンキー125に乗る人も、そうでない人もこんにちは、uru(@uru_)です。
11月も後半になってくると流石に寒くなってきました。もともと超インドアな私は休日布団から出るのがしんどくてたまりません。けれど、モンキー125のおかげで今年は外に出る機会が増えたので、秋がこんなにも綺麗な季節だったということを肌身で感じることができております。
ありがとう、モンキー125。
今回はまた丹沢湖に行ってきました。我が家からは一番行きやすい湖なため、多分今後も何回かに分けていくことになると思います。
前回は丹沢湖東岸側まで行ってみましたが、台風の影響で北岸への道が通行止になっており、結局引き返すことになりました。
今回はそちらには行かず、丹沢湖南岸の中央に位置する三保ダムを上から眺めてきました。
昭和にできた土質しゃ水型ロックフィルダム、三保ダム
三保ダムは神奈川県道76号山北藤野線を北上した先にある無料の駐車場から歩いて数分とかからないところにあるダムです。駐車場は無料ですが、終わりの時間は16:30なのでその点はやや注意。
平日だということもあってか、人はまばら。バイクもあんまり止まっていませんでした。駐車場の片隅にモンキー125を止め、しばらく丹沢湖を眺めていました。
この駐車場のある県道でちょうど丹沢湖が左右に分かれています。前回見たのは右側です。
それに対し、今回の目的である三保ダムは左側にあります。ダムの上がそのまま道になっており、歩いて渡ることができます。
あまり一般の人が想像するダムとは少し様子が違うかもしれません。どちらかといえば、以前紹介した宮ヶ瀬ダムの方がイメージに近いかもしれませんね。
宮ヶ瀬ダムは「重力式コンクリートダム」。名前の通り、コンクリートの巨大な壁で水圧に耐えているダムです。地震に強いのが特徴である反面、基礎となる岩盤がよほど硬くないと建てられないという立地上の制限があります。
それに対し、三保ダムは壁の周りに土砂を積み上げることによって水を貯めている「土質しゃ水型ロックフィルダム」というタイプ。文字通り、丘みたいになっているダムです。ただし、今回は上からしか三保ダムを見ていないので写真はありませんが、放流する部分はやはりコンクリートがむき出しになっています。
宮ヶ瀬ダムは平成になってからできたダムなのに対し、三保ダムは昭和にできたという違いもありますが、目的はほとんど同じ。戦後による小田原市や厚木市の人口増加に伴う水需要に応えるためというのがあります。そしてその需要に応えるために、やはり村を丸ごと沈めてしまった人工の湖なのが丹沢湖です。
それにしても、施工方法が違うだけでも、随分と景色が変わるものですね。
先ほどモンキー125を止めた駐車場のさらに奥には、丹沢湖の北側に向かう永歳橋が見えます。今回はその向こうには向かいませんでしたが、その先にある中川温泉には次の機会に行きたいです!
おわりに:神奈川県に2つしかないダム湖百選をクリア
2つしかないのであんまり自慢にはなりませんが、とにかくクリアはクリアです。百選といっても正確には65湖しかないので、残りは63湖・・・先は長い。死ぬまでに見ることを目標としましょうか・・・(その時はモンキー以外でないと無理ですね)。
今回ちょっと中途半端な旅になってしまいました。本当は別の場所が目的地だったのですが、諸事情によりそちらを諦めざるを得なくなってしまいました。紅葉が綺麗な場所だったはずなのですが。
と思ったら、丹沢湖の駐車場にも紅葉やちらほら見ることができました!
こう、バァ!っとした一面真っ赤の紅葉も良いですが、とにかく私は人が少ない場所を旅したいです。私は本当に人の手の入っていない自然よりも、自然に生かされている人工の景色が好きです。色々考えさせられる部分が多いけれど、そういう状態の自然こそ見る価値があると思うのです。単に綺麗なだけでは、面白くない。
丹沢湖シリーズだけでもあと何回か続きそうな気配がします。続きをお楽しみに!
(続く)