こんにちは、uru(@uru_)です。前回、青木ヶ原樹海と富士ミルクランドを紹介しましたが、そのミルクランドからバイクで走って数分のところにある白糸の滝・音止の滝を紹介します。
今回の旅で絶対外したくなかったスポットはここです!!なんたって日本の滝百選!!最初の写真を見た時点で、なんかスゲー滝だ!ってことは伝わってしまう。文字通り白糸のような滝です。
ちなみに、今回はモンキー125が全く出てきません。タイトル詐欺でごめんね。
天下の名瀑、白糸の滝
「白糸の滝」でGoogleマップで検索すると3ヶ所ほど出てきますが、今回行ったのは富士宮にある方の滝です。
静岡県道71号線(富士宮鳴沢線)のミルクランドから走って多分5分程度、新東名高速新富士ICから約35分のところにある白糸の滝・音止の滝。2本あるけど圧倒的にメインである白糸の滝は富士山の雪解け水が火山層の絶壁から湧き出てくるという圧倒的迫力の滝なんです。
そしてガッチリ観光地。駐車料金もしっかり取られるのでそこんところは覚悟あれ。ちょっと寂れた感じが個人的にはビビビッときました。
私は滝をすぐ見たいせっかちさんなので、県道414号線に曲がってすぐ見える駐車場ではなく、少し奥の方にある安い駐車場を使いました。平日行ったけれど、観光客はそれなりに多かったですね。日本人はほとんどいませんでしたが。
では早速見てみましょう!
見てみましょう…というか、もうすでに階段を下りるところからワクワクが止まりません。滝といっても、ホントに絶壁から白い糸のように水がいろんなところから溢れている様子が分かります。
近くで見たら、どんなだろう?
ドキドキしながら先を進みます。
階段を下りると、さっきまで木で隠れていたところからも水が出ているのが分かりました。絶壁の高さは約20m、横幅は150mにもなるそうです。
一本一本から水が雄大にこぼれ落ち、ミストとなった雫がまって視界がぼんやりすることで幻想さが何倍にも増して見えます。
滝から溢れた富士山の湧き水が川になって流れていきます。その透明感、エメラルド色した川底。この水が富士山の自然を作っているんですね。
さらに奥まで来ると、滝壺が見えてきます。絶壁の滝だけでも十分見ごたえがあるのに、こちらもまた大きい!
滝のカーテンです!
よく見ると、カーテンの後ろに地層が見えます。上から水が落ちてきているわけではなく、ホントに地層の途中から地下水が溢れています。滝の上にある林はさらに硬い地層の上で根を張っているようです。
「天下の名瀑」は伊達じゃありませんでした。
音止の滝もあるよ!
次は音止の滝。先ほどのお土産屋さんのあるアーケードの近くから眺めることができました。
白糸の滝があまりにビッグスケールなので、こちらはちょっと物足りなさを感じますが、単体であればこちらも見応えのある滝です。
写真を撮った時間帯のせいなのか、それとも深さのせいなのか、滝壺がさらに深い藍色に見えます。絶壁には苔がびっしり生えていて、滝壺の周りには大きな礫(れき)の層があるように見えます。
下りることができたら、もっと地層がよく見えるのに!そこはちょっと残念。
おわりに:これは見るべき日本の滝百選!
日本の滝百選といえば、以前このブログでは洒水の滝を紹介したことがあります。今回が2つ目位なので、あと98個…ですね(白目)。
有名な観光地も、隠れた名所も、どこまでもふらふらっと行けてしまうのがバイクの旅。その機動性のおかげ。
私自身、いわゆる観光地で仕事をしながら、海外の人ともお話しすることが多い毎日を過ごしているわけですが、こうして走ってみると、日本のこと全然知らなかったんだなぁとつくづく思い知らされる次第です。
旅がやめられなくなるわけですね。この勢いで旅続ける代わりに仕事やめそうだから怖いです。
…いやいやいや、しばらくはやめるつもりないけどね。
旅はまだまだ続きます。