こんにちは、もうちょっとコーナリングが上手くなりたいuru(@uru_)です。
10月も下旬になれば、早いところだと山が色づいてくる頃ですね。恥ずかしながら、私ちゃんとした「紅葉狩り」というコトを生まれてこのかたちゃんとしたことがありません。せいぜい学校や公園のモミジやイチョウがカラフルになって満足していました。
ところが最近「逃げちゃダメだ!」(・・・何から?)という気持ちになり、やはり肉眼でちゃんと山を見に行かなければいけないという妙な義務感が湧いてきています。
そんなわけで、今回は紅葉を狩るために富士山周辺をモンキーで散策してきました。時期は2018年10月26日(金)。
最初は山中湖からスタートです!
県道山中湖小山線からショートカット!
山中湖といえば私がツーリングした2日後に安倍総理が外交目的でインドのモディ首相を招待した場所。もちろんそんなことは後になって知ったことではありますが、10月で首都圏からも近く紅葉が見られるチャンスがあるといえば、標高もそれなりに高い山中湖という選択肢が出るのも合点がいきます。
神奈川県小田原市から山中湖に行く場合、静岡県御殿場市から国道128号線(富士パノラマライン)を通っていくというのがもっとも無難なコースではありますが、今回は御殿場を通らず、御殿場市の北西に位置する小山町から一気に山中湖村にショートカットできるコース、山中湖小山線から行きました。
タイトルには「山梨県道730号」と書いてありますが、山中湖小山線の正確な番号は「山梨県道730号・神奈川県道730号・静岡県道147号」。2つの峠があり、南が静岡、峠の間が神奈川、北が山梨県になっている面白い道です。
道幅が狭い上に結構くねくねしており、おまけに神奈川エリアは道路の舗装工事のため片側通行という状態。おまけにこの日、天気が悪くて寒くなっており、ガタガタ震えながら走るハメになりました。
とんでもない道に来てしまった。そう思いながら悪路の神奈川から山梨に出た瞬間、道が良くなり、景色も明るくなりました。
まだ十分ではないものの、ススキや山が色づいていました。遠くには山中湖。湖岸にもよいスポットはたくさんありますが、道が拓けて湖が現れた瞬間の感動は他の道よりも大きいかもしれません。
この道の途中にはパノラマ台があります。途中で寄ることにしました。
パノラマ台から山中湖を一望する
道のカーブの途中にあるちょっとした休憩場所。舗装はされておらず、車が10台くらい駐車できるスペースとトイレがあるところです。パノラマ台という名前ほど設備が整った場所ではありませんが、山中湖全体を見るには十分な場所です。
周りに景色を邪魔するものがなく、山中湖から富士の裾野。自衛隊の北富士演習場までも眺めることができます。
もうちょっと晴れていたら、富士山も一望できたんでしょうね。この時間は見ての通り雲が低いところまで出ていたので富士山は見ることができませんでした。ただ、パノラマ台にいた一瞬だけ晴れた結果、このような少し色づいた様子が分かる写真が撮れたのは不幸中の幸いでした。
紅葉をバックに、モンキー125もパシャり。
余談ですが、この写真はiPhone XSのポートレートモードを使用して撮影しています。人間だけでなく、モノもフォーカスを絞って写真を撮ることができるので、簡単に魅力的な写真が撮れますよ!
おわりに:魅力いっぱい!山中湖
山中湖を始め、富士・箱根エリアは湖や川も多く、素敵な自然スポットがいっぱいあります。しかも季節によってその表情も刻々と変化していくところがとても興味深いです。これを知識として頭に入れることは何も難しくありませんが、体験を経て経験にするのは簡単なことじゃありません。
自分の体でもっと身の回りの世界のことを知りたい。今、そんな気持ちになって山中湖を眺めています。
特に山中湖はいろんな季節になんども訪れたい場所です。
(続く)