こんにちは、uru(@uru_)です。私が現在住んでいる小田原市は神奈川県西部の外れにあり、横浜や川崎なんかと比べると田舎で人も少ない場所のようです。一方、古民家を始めとする歴史ある建築が多く残っており、その中にはリノベーションによって息を吹き返した場所もあります。
例えば、以前紹介したスタンドコーヒーもその1つ。
今回は「nico cafe」という古民家カフェを紹介します。こちらは地元でも有名なカフェのようですが、中はどうなっているのか、以前からとても気になっていました。
古民家カフェ「nico cafe」はまるで時間が止まったような空間だった
nico cafeがある通りは古民家がまだ数件残っている通りです。近くの通りには「大工町通り」と名前がついている通り、古くから大工稼業の集まった地域だったようです。このnico cafeの隣も建築会社の建物のようでした。
nico cafeは築80年以上経っている元建具屋さんの古民家だったそうです。カフェだけでなく、ハンドメイド雑貨や古雑貨、イベント開催など多岐にわたって活動されている場所だそうです。
では早速中に入ってみます。
古民家の後味を残しつつ、中には様々なライトや楽器、本が置いてあって、まるで古い博物館にでも入ったような気分になります。土間にはテーブルが並べてあります。
前の家主のものでしょうか。壁には生活感溢れる落書きが残されています。
素材の味が美味しいご飯プレート
風の噂では、ランチのご飯プレートにつく唐揚げがおいしいとか。そこでコーヒーブレンドのアイスと「元祖サクサク梅酢唐揚げご飯」のプレートを注文してみました
まずアイスコーヒーが登場。お!プラスチックではなく紙でできたストロー!!私、紙のストローを使うのはここが初めてでした。ストローの口当たりは「ああ、紙だな」という感じでしたが、特に使って困ることもなし。エコですね。
少し待って出てきたのが、今回の本命、ご飯プレートです。
名前の通り、唐揚げは熱々のサックサクでした。片栗粉をまぶした素朴な味。適度な梅の酸っぱさが食欲を引き立ててくれました。
そしてご飯は雑穀米。かいわれ大根のピリッとしたからさと、唐揚げの酸っぱさを口の中で雑穀米と混じると口の中に素材の味が広がります。素朴で調和のとれた味わいでした。
副菜も素材の味がしっかりする素朴系。味も栄養もバランスのとれたプレートでした。まるで中の時間だけ止まっているような古民家の空間、日常と非日常が混じり合うような不思議な体験ができました。
おわりに:不定休に要注意!
とっても素敵な空間のnico cafe。オススメはしたいのですが、注意しなければならないのが不定休の存在です。私も行きたいときに行けず何回か外してしまったことがあります。基本は日曜日が定休日、ただし臨時休業や出張でお店が閉じている時も多いとか。
ご関心のある方は、WEBサイトでのチェックをお忘れなく!