こんにちは、uru(@uru_)です。先日ホンダのモンキー125を買っていささかテンション上がっております。
ただ、バイクって色々お金がかかるんですよね。
私は8年前にバイクを処分したのち、たぶんしばらくは乗らないだろうと思って周辺の道具類も大半を処分してしまいました。その間、結婚・進学・転職と様々なライフイベントが発生したため、処分したこと自体に後悔はありませんが、今回モンキーを買うにあたって、改めて用意することになりました。
その中でも、絶対妥協しないと決めていたものがあります。
それが、ヘルメットです。
死にかけて分かった、ヘルメットの重要性
私、一度バイクの事故で死にかけています。
まだ大学入りたてだった頃で若かったということもありますが、その事故は対向車線から来たミニバンの無理な右折による巻き込まれ事故でした。
ありがたいことにぶつかった瞬間に意識も吹っ飛んでおり、その時の恐怖はさっぱり覚えていません。ただ、警察の現場検証によって、ぶつかった後、一発目にフロントガラス、二発目にミニバン天井の後方、三発目にアスファルトに叩きつけられたことは確かです。
奇跡的に骨一つ折れなかったのですが、顔には若干の傷が残りました。その時かぶっていたヘルメットがホームセンターで売っているような安物で、あご周りを守りきれなったようです。
しかし、運はすでに使い果たしてしまったかもしれないし、今はもう自分一人の命ではないので、その重い命をちゃんと守れるよう、ヘルメットだけは妥協しないと決めていたのです。
SHOEIのGT-Airに出会う
ヘルメットについて改めて調べ直し、これなら大丈夫だと行き着いたのがSHOEI(ショウエイ)のGT-Airでした。
そして偶然Amazonのアウトレットで1つ安く売り出されていたのがあったので、それにすることにしました。
アウトレットといっても、外装の箱が少し傷ついていただけで、中身は全くの新品でした。
GT-Airにした決め手の一つが、静音性。これは様々なレビューですでに出ていることですが、バイクのヘルメットは風の音が入るとあまり気分がよいものではありません。モンキーで走って確かめたことですが、しっかりかぶっていたら風の音はほとんどと言っていいほど入ってきません。あ、ちなみにバイクのエンジン音はちゃんと聞こえるので心地よいですよ!
あと、このヘルメットにはあらかじめインナーサンバイザーが搭載されています。クルマを運転する人は太陽光が眩しい時サングラスをかけるという人もいると思いますが、バイクの場合は運転中それができません。逆にサンバイザーをつけると今度は夜道やトンネル内の視界が悪くなって危険です。
ですが、GT-Airなど最近のヘルメットには、出し入れ可能なインナーサンバイザーがあるものがあるのです。私、調べるまで知らなかったのですが、これは便利そうだなぁと思ったのですが、実際使ったらめちゃくちゃ便利でした。
・・・ただ、サンバイザーは純正のミラーシールドCNS-1(シルバー)に交換しました。対向車線の車の人と目が合うのがあまり好きじゃないんです。
袋に入った状態ではよく分かりませんが、装着したらテッカテカに反射しています。よーく見ればヘルメットの中も見えるのですが、まぁ道路で使う際には気になるレベルではないでしょう。
さらにGT-Airには付属の曇り防止シールも付属していて非常にありがたかったです。
でも、一番驚いたのはその軽さでした。
決して安い買い物ではないのですが、外装のかっこよさといい、内装の快適さもさることながら、一番驚いたのは軽さ。インナーサンバイザーもついているのに、一昔前にかぶったヘルメットより明らかに軽く感じました。
技術が進歩しているんだなぁと、思わず感慨にふけってしまいました。
おわりに:事故に遭わないのが一番いいけど、道具は保険でもある
バイクに乗ったことがない人に「危ないなら乗らなきゃいいのに」と言われたら、正直ぐうの音も出ません。
が、リスクを負っても走る楽しさ、風になる気分に魅せられて乗っている人たちがいて、その価値観が様々な技術の後押しもあって今尚大切にされているということには、一定の理解をしていただけるといいなぁと個人的には思います。
命を大事に、そして楽しむ。ヘルメットを選びながら、そんなライダーになりたいなぁと改めて思った次第です。