こんにちは,uru(@uru_)です。前回に引き続き,香川・高松編でお送りいたします。
本シリーズ5回目にして,ようやく香川の本命,うどんの登場です。香川といえばもうすっかり「うどん県 」というイメージが浸透しているのになぜ最初に書かなかったのか。
だって,それじゃ普通すぎて面白くないもん。
せっかくの旅なのだし、香川・高松の素敵なところを探しながら有名なものも楽しまなければ、その地域のことが分からないというものです。
旅とは、木を見て森を見ずでは面白くないのです。
香川の旅最初のうどんは前回まで紹介してきた「栗林公園」東口から徒歩圏の「讃岐うどん上原屋本店」です。しかも、オーソドックスなかけうどんではなく、ひやかけうどんをご紹介します!
夏を乗り切れ!ひやかけうどん
香川といえば、うどん。うどんのコシやつゆのダシを楽しむなら、やはりかけうどんがベターなのかもしれません。
けれど、私が訪問したのは夏。クソ暑い中栗林公園を歩いた後に温かいかけうどんを食べる気はさすがに起きなかった、というのがオチです。
で、その代わりに選んだのが「ひやかけうどん」。特に夏では評判らしかったので選んでみたわけですが、セルフ形式のうどんやさん、讃岐うどん上島屋で食べられる冷たいうどんは他に3つあります。
- ぶっかけうどん: 濃いめのダシをぶっかけたうどん
- ざるうどん: うどんの濃いつゆが別々に出るアレ
- 冷やしうどん: 釜揚げうどんの冷たいバージョン
これらに対し「ひやかけうどん」は冷たいダシとはあるものの、その正体がいまいちよく分からない。
というわけで,注文してみました!
うどんと一緒に注文したのは、高野豆腐の天ぷら。うどんと一緒に売られている天ぷらも揚げたてで全部美味しそうに見えたのですが、高野豆腐は特に珍しく目に映ったので一緒にもらいました。
まず、うどんはコシが強くて食べ応えがありました。別の記事でも香川のうどんを紹介しますが、まぁ例外なくコシが強い。そして引き締まっていてつるっと喉に通る食感は格別ですね。
で、ダシの方はというと、ぶっかけうどんのような醤油ベースのダシじゃないからさぞあっさりかと思いきや、ダシそのものが結構濃く、冷たい割に味がしっかりしていて驚きました。
ただ、もしひやかけうどんだけ注文していたらちょっと物足りなかったかもしれません。
それに対し、高野豆腐はうどんとは対照的にあっつあつ!噛むと高野豆腐独特の甘い汁がじわっとしみて食欲が増します。醤油をかけても美味しかったですよ!
あんまり食欲の出ない夏にはちょうどいい組み合わせでした。ひやかけうどんで冷たくて濃いダシをズズズっと飲んで、熱々の高野豆腐の甘さで変化をつけて、またうどんをダシと一緒に口に含む。
素晴らしいコンビネーションでした!
おわりに:栗林公園に行ったら讃岐うどん上島屋本店もぜひ行こう!
あとあと思うことは、こういううどん巡りをするなら複数人で行った方が面白いでしょうね。あえてうどんや天ぷら、そして香川のおでんなどをバラバラに注文してシェアしあうともっといろんな味が楽しめるでしょう。
今回紹介したひかやけうどんと高野豆腐の天ぷらのチョイスはアタリでしたよ! ごちそうさまでした!!