こんにちは、uru(@uru_)です。
Appleがいつも通りの大きなリリースを発表した2017年6月6日。さりげなくAmazonがKindleのサービスに対して地味だけどものすごく便利な改善を行ってくれました。
それはKindleで読んだ本についたハイライトやメモをPCやスマートフォンから確認しやすくなったこと! Kindle本で日々大量のインプットをし、情報を記録している人にとっては福音と呼ぶべき素晴らしいサービスです!!
意外と知られていなかったKindle本のハイライトやメモの活用
まず背景として、そもそも電子書籍を読んでいる人が少ないのですが、Kindleを読んでいる人でも意外と知られていないのが「本にマークしたハイライトやメモをWEBサイトで確認できる」ということ。
実は以前このブログでも下記の記事で少し紹介したことがあります。
本は物理的に存在していた方が良いという人がいて、そういう価値観自体を否定するつもりはありません(私も本を買いますし)。
ただ、大量のインプットを目的として、そこで得た刺激的な情報を引用し、アウトプットに活用したいと考えた場合、Kindle本でマークしたハイライトや自分で書いたメモをネット上で閲覧し、それをコピペできるというサービスはもうこれ以上ないというくらい便利です。物理的な本なら蛍光ペンで線を引っ張ったり、付箋を貼ったりするのでしょうが、デジタル化していれば検索にかけることもできるので瞬時に目的の情報を探すことができるのです。
ただ、一つKindleで残念だったことは、そのハイライトやメモを見るサイトが英語だけであったこととPCサイトに最適化されていてスマートフォンでは閲覧しずらかったことでした。
※刷新前のスタート画面
※刷新前のハイライト閲覧画面
今回それが大幅に改善されたのです。
新しいKindleハイライトとメモのWEBサイトを見てみよう
今回Amazonから送られてきたリリースのメールが以下のとおり。
英語なのは日本語を母語とするユーザーにあまり優しくありませんが、要はKindleのハイライトとメモをWEBで確認しやすくなったよ!特にスマートフォンに最適化しましたよ!って話です。
メール下のボタンからURLに飛ぶと下のような画面が出てきます。
刷新前はハイライトは最近つけたものから順に並んでおり、本ごとに選択するということが(なぜか)できなかったので、まず本から選択できるようになったというのは画期的な改訂です。
さらにその先に進むと、ハイライトとメモを見ることができます。
画面もすっきりしていてわかりやすくなっています。なお、PC画面では本の表紙とハイライトを同時に表示することができます。こちらもすっきりしていて非常に閲覧しやすくなっています。
おわりに:Kindleはアウトプットのためのインプットに向いている
おそらくKindleの思考なのでしょうけど、Kindleは読んだ本を学習や引用に役立てる時を想定した設計になっている極めてアウトプットを意識したインプット装置と捉えることができます。
文学や歴史、経済や科学、なんでもよいのですが、Kindleはビジネスマンや研究者など、アウトプットを意識した仕事を要求される、そんな人たちにとっては非常に便利な道具です。
今回紹介したハイライトとメモの機能を含めて私は多くの人に,特にアウトプットを意識している人にKindleを勧めたいです。
ところでAmazonさん、私個人はKindleをもっと多くの人に勧めたいのですがもし可能なら「Kindleデバイスアンバサダー」とかぜひやらせて欲しいです。
いや、勝手に自称します(笑