こんにちは 、uru(@uru_)です。2017年4月より神奈川県小田原市に住むようになりました。
小田原のすぐ西には箱根! 箱根山のカルデラ周辺には温泉あり観光地あり自然ありで楽しいところばかりなので、四季折々の箱根を満喫してやろうじゃねぇか!…というのが休日のささやかな願いだったりします。
さて、先日早速箱根に行った時、箱根湯本駅付近で昼食をとることにしました。その時ぶらりと立ち寄った店「日清亭本店」で1日限定20食の『角煮ラーメン』という謎のラーメンを見つけました。
「限定」と聞くと食べてみたくなるのが性分というもの。一体『角煮ラーメン』とはなんなのか? 好奇心に駆られて食べてみることに…。
一世紀続く湯本手打ちラーメン店の限定ラーメン
箱根登山鉄道・箱根湯本駅から徒歩2分くらいのところに位置する「日清亭本店」というラーメン店。その紹介によれば、一世紀続くという伝統ある老舗なんだそうです。
しかしお店に入ってみると、老舗のイメージとは裏腹にめちゃくちゃノリの良い元気な亭主のおじさんがオーダーをとってくれました。最初は別のメニューを注文するつもりだったのだけれど、おじさんが「角煮ラーメン、まだ残っているよ!」と強く勧めてくれたのでこれは期待に応えねばなるめぇ、と思い、注文してみることに。
数分後…。
角煮が出てきました。って、あれ?ラーメンは?
しかも亭主のおっちゃん、「家族にも角煮を分けろ!」と勝手に角煮をザクザク切り分けてくレました。いや、別にいいんだけど、了解も得ずにか?!
けどこの角煮、柔らかくて味がしみていてめちゃくちゃ美味しい!
一人で食べるには明らかに量が多かったけれど、味に関しては,なんかもう、THE・カ・ク・ニ☆という感じ。
そしてまたしばらくすると、まるでおまけな扱いのように、ラーメンが出てきました。
『角煮ラーメン』じゃなくて、『角煮とラーメン』でした。
てか、よく見るとラーメンにちゃんとチャーシュー入ってるし!
角煮とラーメン、混ぜて食べさせる気も全くないらしいです。
普通のラーメン屋では味わえない変わったラーメン
さて、普通に後から出てきたラーメンだけれど、味はちょっと懐かしの中華そばといった感じ。でも圧倒的に個性的なのは、ラーメンなのにこの平麺。
そもそもラーメンと麺というと機械で練って製麺にするというイメージが強いのだけれど「日清亭」のラーメンは手打ち。お店入口横には手打ちラーメンを作るスペースもあって、さながらそばの手打ちのよう。食感も、これがラーメン?と思うような独特な食感でした。
変わった料理は他にもありました。例えば『揚げワンタン』。
薄いワンタンをあげた料理で、パリパリっとした食感は新感覚。セットには『ちまき』も付いてきたり。
しかし価格はリーズナブルでした。
おわりに:湯本に行ったら角煮ラーメンを探してみよう
いや、本当に角煮は普通の角煮です。普通に美味しい角煮です。でも陽気なおじちゃんとちょっと変わった歴史あるラーメンは一見する価値があると思いますよ!