2016年3月に現在住んでいる賃貸マンションに来た時,
その部屋がマンションなのにすごく通気性が良く大変乾燥していたので
急遽,アイリスオーヤマで加湿器を購入した。
実はこれが初めての加湿器購入だった。
そして春が来て,箱にしまい,夏が過ぎて,秋が過ぎて
冬になり,また加湿器を出したところ,
しばらくして加湿器がカビのような異臭を放っていることに気がついた。
まず加湿器から水を抜き,滑り等がないことを確認したが,
それでもなお匂いが取れない。
そこで,ふと付属のイオン交換樹脂フィルターを取り外してみて
ようやく原因の大元に気がついた。
結論から言えば,加湿器のフィルター交換によって匂いはなくなった。
滅多にすることのないフィルター交換は
加湿器にとってとても重要なんだと思い知った。
加湿器のフィルターはシーズン始まりには新品にするべきだったらしい。
後から知ったことだが,
加湿器のフィルターは少なくともシーズン始まりには
一応新品にしておくのが良いらしい。
実際には3ヶ月程度持つもののようだが,加湿器の使用頻度にもよるとか。
でも冷静に考えてみれば当たり前で,
アイリスオーヤマのHBK-15Bのようなフィルターは
内部を完全に乾燥させるのは難しく,再び冬になる頃に
カビが繁殖していても何らおかしな点はなかったのである。
そこで,出来るだけ早くフィルターを取り替えることにした。
この記事の紹介では,Amazonと楽天市場のリンクが貼られているのだが,
本体と送料の関係で,私はフィルターを一番安いビックカメラで注文した。
買った時の価格は900円で送料込み。
注文した翌日には届いたので,ありがたい限り。
早速中を開けてみた。
このフィルターはアイリスオーヤマの加湿器のうち
いわゆる「ハイブリット型加湿器(加熱+超音波)」に使えるものらしい。
中身は結構ゴツいプラスチック製だが,
使用済みになった時は原則不燃ゴミで良いらしい。
これで維持費900円というのが,安いのか高いのかは正直よく分からない。
我が家の加湿器ことUHM-350Uの場合,
このフィルターをタンクのふたと合体させて使用する。
ちなみに何でUHM-350Uを購入したかというと,
スリムなボディーの割にタンクに入る水の量が多かったためである。
フィルターを交換した後,
カビくさい匂いはピタリとなくなった。
交換前と交換後をよく確認してみたが,
いかんせんイオン交換樹脂の部分の違いは頑丈なプラスチックで覆われているため
見た目では全く違いが分からない。
しかし今回の経験で,
定期的なフィルター交換の重要性には思い知らされた。
おわりに:忘れないためにリマインダーが必要かも。
年に1回,定期的に同じものを買うというのは忘れがちである。
しかし今回のようなフィルターは大事なので,
リマインダーをセットするなりして,一旦忘れても思い出せるような
仕掛けをあらかじめ作っておくのが無難かもしれない。
実際には様々な加湿器があり,様々なフィルターや除菌機器があるので
加湿器購入の際には,手入れの仕方や消耗品の購入について
よく検討することをおすすめしたい。