先日,iPhone 7の購入について記事を書いた。
そして,購入からしばらくして以前使っていたiPhone 6本体の支払いが
全て終わったので,ソフマップでドナドナ(売却)してきた。
iPhoneにしろ,Macにしろ,Apple製品は実にクールだが
価格もそれなりに高い。
格安スマホや格安PCは探せばいくらでもあるわけだから,
Appleに関心がない人にとっては,なぜそこまで高いお金を出して買うのか
理解できないという人がいても不思議ではない。
けれど,Apple製品は中古で売却するときに高値で売れることを知っていると
実質的な価格の差は縮まる。
それについて少しまとめてみたい。
Apple製品の中古買取価格は高め。
クルマも2回目の車検が来る前に乗り換えてしまう人がいるように
iPhoneやMacでも同じようなことをしている人がいる。
私もその一人であるが,
クルマと違ってIT機器の方が技術の進歩が早いので
同じ5年で乗り換えたとしても歴然とした
パフォーマンスの差が生まれるだろう。
しかし,中古でもそのデザインの良さが売りのApple製品は
たとえ古くなっても買取価格がつくという点が強みだ。
もし,良い値で売りたいのであれば,
購入時についてきた付属品や箱は全て取っておくのが良い。
(最近では箱だけヤフオクで買うこともできる)
ちなみに今回は自分のiPhone 6(64GBゴールド)とともに
妻が使用していたiPhone 6(64GBシルバー)も一緒に
ソフマップで売却してきた。
私のiPhoneはLightningケーブルを使ってしまったために
500円引かれて19060円の買値がついた。
概ねAppleの下取り価格の上限と同じ値である。
一方,妻は表面のガラスが割れたり,裏面のアルミが凹んだり,
Appleのロゴに傷がついたりと,非常に使い方が悪かったため
買値は3400円であった。
3400円が高いと考えるか安いと考えるかは人それぞれではあるが,
たとえ傷がついていても買値がつくのがAppleの良いところである。
例えばこれが他社製品の場合,そもそもAppleほどの需要が見込めないため
買値がApple製品に比べると低くなりがちである。
安く買って安く潰すか,高く買って高く売るか。
iPhoneとその他のスマートフォンでは機能的な差はどんどん縮まりつつあるが
Macとその他のPC(主にWindows搭載)とで比較すると
Macの方がはるかに高価だが,パフォーマンスで不満足を覚えることは
よほど激しい使い方をしない限りなかなかないだろう。
たとえ新機種が出ても,MacはiPhone以上に高値で売れるので
実質的な購入負担はだいぶ軽減される。
それでもまだApple製品は高い。
安く買って,安く潰すか。
高く買って,高いパフォーマンスを得て,高値で売り飛ばすか。
そこはユーザーの選択にかかっている。
もし,あなたがPCやスマートフォンの動作に不満をもっているものの
Apple製品の価格に躊躇しているのであれば,
最後に売却するということを前提に購入を検討してみたらいかがかな?