「Be a driver. Experience at FUJI SPEEDWAY」というイベントに参加した
マツダの旅の続編。これが最後である。
せっかくイベントに参加したのだから,
自分のためにそのお土産くらい買いたいと思い,
グッズショップなども回って見たが,これが実に大変なことになっていた。
中国人が買い占めていたのである。
しかもグッズショップのレジは1つだけ。
買い占め客の大半はクレジットで支払うので,
ケータイ端末通すのにこれまた時間がかかる。
加えて私の場合,モノづくり体験2つ(+突然のインタビュー20分)などがあり
買い物をする時間がほとんどなかった。
売れ残りしかなかったが,
瞬間的に視覚情報から頭に入ってきたアレを
今回の旅行の思い出として購入することにした。
人馬一体のアレ。
グッズショップにはショーケースや飾られたTシャツなどあったが
人気のあるものはそこにすら置いていなかった。
そこで私の目に飛び込んできたものは・・・
人馬一体湯呑み!!!
しかも600円。公式グッズなのに微妙にお手頃価格ときた。
いや,本当はマグカップとかの方が良かったのだけれど
そんな無難なものはとっくに売り切れておりました。
もしくはキーケースやマツダ車のプラモデルなどのほうが記念らしいかもだけど
私,そういうの全然関心がなかったので,そもそも目には入らず。
なんかこう・・・実用的なものを選びたかったんだよね。
この湯呑み,岐阜県多治見製らしいけど,
何より気に入ったのは「人馬一体」という言葉。
これは個人的見解だけれど,
2016年7月からマツダ・アクセラに乗っていて感じることは
まさにこの「人馬一体」という言葉がよく合う。
自分の思い通りに動く。これはクルマの存在意義としてものすごく重要だし,
とても素直に気持ち良いレスポンスくれるクルマっていうのは
そんなに多くはないのではないだろうか。
マツダのクルマにはそれが感じ取れる。
2016年というと,自動運転車の開発に関するニュースが多いけれど
自動運転って,私はそれに面白さを感じない。
「人馬一体」という言葉は自動運転とは全く逆のベクトルにいる。
馬は騎乗する人がいてなんぼだからね。
おわりに:4つくらい買ってくれば良かった。
人の好みによるので,正当化はできないけれど
「人馬一体」という独自の思想に基づいてモノづくりをしている
マツダの姿には好感を覚えるし,
「Be a driver. Experience at FUJI SPEEDWAY」に参加してその気持ちは
一層強くなった。
参加して本当に良かったと思う。
・・・にしても,
1個600円だったらもっと買っておけば良かった。
いっそ家族全員同じ湯呑みにするべきだった,と
1週間くらい後になってから若干後悔している自分であった。