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PILOT万年筆用コンバーターCON-40を用いてコクーンにインクを補充してみた

PILOT万年筆用コンバーターCON-40を用いてコクーンにインクを補充してみた

こんにちは、uru(@uru_)です。前々回はPILOTのインクことiroshizuku【色彩雫】について、前回は同じくPILOTの万年筆,コクーン(COCOON)について紹介しました。

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そして先日、ようやくPILOTの万年筆用コンバーターCON-40が届きました!

なぜ大きい順に早く手元に届いたのかは謎ですが、ともかくコンバーターがなければ万年筆は始まらない!!早速コンバーターCON-40を使ってコクーンにインクを補充してみました。

そもそも「コンバーター」って何?

実際にPILOT万年筆用コンバーターCON-40を使う前に、万年筆についてあまり詳しくない人のために簡単に「コンバーター」と呼ばれるものについて説明しておきましょう。

「コンバーター」とは、万年筆に外からインクを入れるためのインク吸入器のことです

万年筆のインク補充はカートリッジと呼ばれるインク容器を本体内部に装着する場合と、今回紹介するようにインクと容器(吸入器)がそもそも別の存在で、インクの補充のたびに外から入れる場合の2種類があります。

カートリッジ式の方がインク補充は楽ですが、インクの単位量に対し実は結構コストがかかります。それに対し、コンバーター式は最初にインクやコンバーターを買う初期投資は必要ですが、長い目で言えばコスパが相当高いのです。

何より、万年筆を使う人にとってはコンバーターで自分の好きなインクを自分で選んで自分で入れるというその行為自体を楽しんでいる人も多いんです。

ちなみにインクやコンバーターは決まった同一のメーカーを使用しないと思うようにインクが使えない場合があるので要注意です。別メーカーのインクを入れる人もいるが,それは基本、自己責任。

なお、今回の場合は全てPILOTで揃えているので、インクが出ないという心配は非常に小さいです。PILOTの万年筆の使い方については,以下のサイトもご参照ください。

参照:万年筆の使い方 | 特集記事一覧 | PILOT LIBRARY | PILOT

実際にコクーンにインクを補充してみた。

コクーンに使用できるコンバーターは事実上CON-40一択

ここからは実際に購入した3つの道具「コクーン」「コンバーターCON-40」「インク色彩雫(秋桜)を使ってコンバーターによるコクーンのインク補充を行ってみます。

コクーンが対応するコンバーターは、公式ではCON-40、CON-20、CON-50の3種類があります。CON-50は大容量モデルでPILOTユーザーの中には好まれていたそうですが、CON-50とCON-20はすでに生産終了してしまっているので、コクーンで使えるコンバーターは事実上CON-40一択です。

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コンバーターCON-40をコクーンにセットしてみた

ここからは実際にCON-40をコクーンにセッティングしてみます。

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まず、コクーンを回して本体を分離します。

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次に、CON-40をペン先側の奥までしっかりと突き刺します。「カチっ」といった音はなりません。ちゃんと刺さったかどうかは手応えだけで判断するしかありません

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ちなみにこのCON-40の中に入っている4つの金属球はコンバーター内のインクを攪拌させる効果があるそうな。

コクーンに色彩雫(秋桜)を吸引!

ここからが万年筆の醍醐味、インクの吸引です!

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コンバーダーCON-40は回転吸入式なので、渦を巻いた部分(ノブ)をぐるぐると回します。すると、金属球側に軸が移動します。 これを確認した後、インクこと色彩雫(秋桜)の瓶のキャップを開けます。

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そこに、先ほどの万年筆のペン先を突っ込みます。

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そして、コンバーターのノブ先を先ほどとは逆に回します。すると、軸がノブ側に移動し、インクが持ち上がります。

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インクを入れた後のコンバーターは写真の通り。なんだかまだ入りそうな感じがしますが、一応これがインク吸入の上限量のようです。最初少し戸惑いますが、これで間違っていません。

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最後にコクーン本体と万年筆のペン先を合体させたら終わり。万年筆のペン先は紙か布でインクを軽く拭き取りましょう。

色彩雫(秋桜)の色はおとなしいピンク色でGOOD!

最後にインクがちゃんと出ているか,実際に書いて確かめてみます。ちなみに使用した紙はモレスキン。

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色彩雫(秋桜)はもう少し明るいピンクを想像していたのだけれど、実際に使ってみるとこれがかなり良い感じ! すごく主張するわけでもなく、赤色と朱色の中間かやや赤色寄りな優しいピンク。これは期待通りの色でした。

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おわりに:万年筆はインク補充が本当に面白い!

一度もやったことのない人にとって、所作こそ非常に単純なこの作業のどこが楽しいのか、言葉で説明するのはなかなか難しいのだけれど、強いて言えば所有欲、でしょうか。好きなペンに好きな色を入れるというその行為がいつも心踊るのです。

さて、今回はPILOTシリーズで万年筆にインクを入れてみたわけですが、使いにくい点は特になく、書くまで非常にスムーズに行うことができました。

ぜひあなたもやってみてくださいね!!

ABOUT ME
uru
日常生活と科学をむすぶ、学びのデザイナー。新しいガジェットやギアが大好き。好きなことは読書、バイク、旅、温泉、アニメ鑑賞その他いろいろ。生活をよりシンプルに心地よいものへ変えていきたい。

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