2016年8月3日からKindle Unlimitedが始まった。
この時点では邦書は12万冊無制限で読めるらしい。
私も早速無料体験から始めてみることにした。
しかし,本が多くても読みたい本に出会えるかどうかは探し方次第。
始まったばかりということで,やや使い方が解りにくい点もあるが,
とりあえず私は「教育」や「学習」といったトピックに関心があるので
この8月の夏休み期間中にさくっと読めそうなタイトルを選んでみた。
Kindle Unlimitedで読める,それなりに信頼できそうな書籍。
Kindle Unlimitedで書籍を探す際に少し注意が必要なのは,
KDP(Kindle Direct Publishing)の割合も多いという点である。
KDPは簡単に言えば自費出版であるため,
特に「教育」や「学習」といったトピックでは,う〜ん・・・と思うようなものも
かなり多い。
そこで今回挙げる教育・学習関連の電子書籍は
実際にリアルに書籍化されているものに限定する。
新書系で読みたい教育本
まず紹介するのは,新書系。
ちょっと古いが読んだことがないものをいくつか見つけたので
紹介する。
どれも2016年現在でも課題となっているトピックである。
以前,中室牧子さんの『「学力」の経済学』という本を読んだが,
経済学という視座から見た教育は新鮮で興味深い。
学歴社会についてどのようなデータを示してくれるのか,
読んでみたい本である。
学び直し系の学習本
次に挙げるのはどちらかというと学び直し系の易しい本。
ちょっと気分転換に読んでみようかと思っている。
この「まんがで読む」シリーズは,ほかに竹取物語や万葉集,徒然草などがある。
少し懐かしくなって読んでみたくなったのだが,
今冬にセンター試験で国語を受ける人も,一読する価値はあるかもしれない。
勉強法や読書法に関する本
ほかにも以下のような本があったので,ちょっと読んでみたい。
おわりに:普段買わない本を読むチャンスがKindle Unlimitedにはある。
かなり玉石混淆な様子を見せるKindle Unlimitedではあるが
上記の本はそれなりに期待できる,読んでみたい本である。
ここで正直な気持ちを1つ言うと,
上記に挙げた本は,おそらく単体では私は購入しなかったタイプの本だ。
それなりに月々に一定額読書に利用する者にとって,
書籍の価格や家に保存しておく冊数は死活問題である。
したがって,購入する本は厳選しなければならない。
もし公立図書館で目に入ってきたら借りるかもしれないが,
おそらく検索して予約してでも借りたいと思う本ではない。
Kindle Unlimitedは,そのような書籍販売のスキマを狙い撃ちし
読者層を拡大させる仕掛けを内在したサービスに違いない。
これに便乗して,いろいろ読んで楽しみたいと思う。