先日,
という記事を書いた。
ポケモノニミクス効果でモバイルバッテリーバカ売れ中のAnkerが
ひっそりと発売したロボット掃除機「Anker RoboVac 10」。
リチウムイオン電池の会社だけに,稼働時間も素晴らしいが
使ってみて驚いたのが掃除機としての機能。
他社と比べたわけではないが,十分ホコリやチリを吸ってくれている。
あまりにしっかり働いてくれるせいで
ゴミを捨てる時,家の汚さにショックを隠せないでいる。
ゴミ捨て&メンテナンスは定期的に
今回の記事は,
まず,前提条件として事前にAnker RoboVac 10が室内を掃除する際に
活動を阻害する隙間や段差などを,家具の配置を変えるなどして修正している。
そのあと,2LDKとウォークインクローゼットのある我が家を
1日1回約2時間の掃除を3日間連続で行った場合のゴミの量を紹介する。
ダストボックスのゴミを捨てる。
まずダストボックスを取り出してみる。
ダストボックスは充電ステーションに戻っている際に,
手前側にあるつまみを押しながら引くと取り出すことができる。
引いたあと,ゆっくりひっくり返す。
写真の反対側には吸引口があるため,慎重にひっくり返さないと
ゴミが飛び出してしまうので注意が必要である。
ひっくり返したあとふたを開いてゴミを取り出した状態が下記の写真。
(見苦しくて申し訳ない)
フィルターにかなり細かくホコリの塊が集まっているほか,
髪の毛やシリアルなど,形状の異なるゴミも結構吸い取っている。
我が家の場合,小さな娘の食事の取りこぼしなどもあるため,
それを吸い取ってくれるのは嬉しい。
・・・が,やはり3日間でこの量がとれてしまうことにちょっとショック。
知らない方が幸せなこともあるんだなぁとしみじみ思う。
ダストボックスや吸引口を掃除してメンテナンス。
あくまで我が家の一例にしかならないが,
2LDKで毎日掃除すると,1週間でダストボックスがほぼ満杯になる。
放っておくと明らかに吸引力が落ちるので
定期的にメンテナンスする必要がある。
そこで利用するのが,購入時に付属してくるブラシ。
これでフィルターを中心にホコリを取っていく。
ボックスの周りにもホコリが付いているので,それも丁寧に取っておく。
この作業,気をつけないとホコリが舞ってしまうので,
ゴミ箱の上でできるだけ短い時間で掃除してしまうのがいいだろう。
あと,ダストボックスだけでなく吸引口もメンテナンスしてみよう。
Anker RoboVac 10を膝の上でひっくり返すと
吸引口が見える。ここを取り出すと吸引口も掃除できる。
我が家の場合,使っていて何日かしたあと
急に稼働音がうるさくなったような気がした。
そこで吸引口を見たら,新聞紙が詰まっていた。
これをとったらすごく静かになった(まぁ当たり前なのだけれど)。
おわりに:自動だからこそ見えない現実を見る必要はある。
総合的には,私はロボット掃除機Anker RoboVac 10を購入したことに
非常に満足している。
我が家は夫婦共働きで娘の世話もあるので,
掃除がないがしろになっていたことは否定できない。
だから,働いている時間帯に勝手に掃除してくれて
先ほどの写真のように見えないホコリをしっかり取ってくれるのはありがたい。
使い始めてから,明らかに部屋も清潔に保てるようになった。
これで25110円なので,コスパは素晴らしい。
ただし,自動であるからこその弱点もある。
普段どのくらい掃除をしたのか,どんなところを掃除したのかは
基本的には全く分からないのである。
詰まった新聞紙も,普通の掃除機で自分で掃除をする際にはすぐに原因がわかるが,
ロボット掃除機ではまず異音から始まり,原因をはっきりさせるのに時間がかかった。
つまり,定期的なメンテナンスは欠かせないのである。
掃除をする手間と,メンテナンスをする手間,
その辺りで等価交換されるのがロボット掃除機である。
もしロボット掃除機をお勧めするのであれば,
やはり共働きの家庭だろう。
エントリーモデルとしてAnker RoboVac 10を購入することは
結構お勧めできるだろうと思う。