骨付鳥の元祖こと一鶴高松店にて「ひなどり」のジューシー肉にガブリつくっ!!【香川の旅#11】

これ食べずに香川去るとかありえないでしょ!

こんにちは,uru(@uru_)です。前回に引き続き 、香川・高松の旅でお送りいたします。

鶏の内臓を使ったお好み焼き「きも玉焼き」は高松の隠れたソウルフードだった!【香川の旅#10】
鶏の内臓を使ったお好み焼き「きも玉焼き」は高松の隠れたソウルフードだった!【香川の旅#10】香川の有名な食べ物といえば、うどんの次に骨付鳥。でも他の部位、特に鶏の内臓はどこに行くのだろう?と思ったら、どうやら高松には鶏の内蔵で作ったお好み焼きが存在するらしい。というわけで行ってきました!...

私の旅のうち、グルメが占めるウエイトは結構大きいですが、やっぱりピンポイントでその土地の名物も食べておかなければ!

というわけで,シリーズ第11回目にしてやっと骨付鳥の登場です。

今回ご紹介するのは1953年に骨付鳥を販売した元祖の店「一鶴」の高松店です。一鶴さんは創業時お好み焼きとおでんの店だったらしいので、前回紹介した「ふみやお好み焼き」さんともほんの少し縁がある気もします。店舗は高松の他に、本店に当たる丸亀に3店舗、横浜に1店舗、大阪に2店舗という風に、微妙にチェーン化しているものの東京では食べることができないという状況でございます(2017年時点)。

さて,本場の骨付鳥はどんなものなのか!?実食です!!

一鶴・高松店に潜入だぜ!(謎テンション

お世話になったゲストハウスことTEN to SENさん情報によると、土日祝日の混みようは尋常ではないらしいです。

というわけで、用事を済ませた平日18時に行ってみました。

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普通に混んでました

すごい繁盛っぷりです。ただ平日なためか、旅行客はそれほど多いようではなく、旅行客:サラリーマン=1:1ぐらい。いや、家族客も意外と多かったような気もしました。人数の割には客の入れ替わりが早い印象でした。

f:id:uru3:20170928155555j:image列は店の外だけでなく、中もズラリ。しかも何が辛いって、レジカウンターのすぐ後ろではまさに骨付鳥がジュージュー音を立てながら焼かれていて、凄まじく香ばしい香りを放ちながらテーブルに運ばれていくわけですよ。

新手の拷問か!

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そして目の前には謎の「肉」ポスター。腹をすかせた若人にしてみれば脳内メーターが「肉」で汚染されても無理がないってもんでしょ。

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で、待つこと数分・・・。

ようやくテーブルにつくことができました。すでに周りのサラリーマンが肉にガブリついています。

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負けじと自分も注文!

骨付鳥は2種類あって、柔らかくてジューシーな「ひなどり」と、歯ごたえがあって噛むほどうまみが出る「おやどり」があります。一鶴に来る以前にも骨付肉を私は食べたことがあったのですが、初めて食べるなら断然「ひなどり」がオススメ。お酒のつまみなら「おやどり」の方がいいかもしれません。

私が頼んだのはもちろん「ひなどり」。そしてご飯にとりめし(スープ付)をチョイス!

さらに待つこと数分・・・。

来ました!

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見よ・・・この黄金に輝く肉!肉!肉!

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見てみろよ南,綺麗な顔してるだろ?これで死んでるんだぜ(何を言っているんだお前は)。

若鶏の命に容赦なくガブリつき、そのタンパク質を口鼓し、濃厚な油が口いっぱいに広がった挙句、生きててよかった!と生々しい感情が沸き立ち,悶絶するわけです。

脳内では某漫画のごとく、エクスタシー状態。

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こんな非常に美味しい骨付鳥ですが、とにかく油が乗っていて,食べていると銀の皿にたまります。一緒について来るキャベツをつけて食べるもよし。

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あと骨付鳥はむすび(おにぎり)に油をつけて締めるのも定番。今回再度注文したとりめしに油をかけて食べても良いそうです。

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このとりめし,骨付鳥とは打って変わってあっさりめ。そこに油をそそぐと性格が変わってこれまた美味しいときたもんだ。

おわりに:生きてるって実感がぱないの!

ごちそうさまでした、非常に美味しゅうございました。また香川に行ったら必ず食べにいきたい骨付鳥でした。

こう・・・生きているって感じる料理は本当に良いものです。間接的にだけれど、殺して命を奪っているという実感。タンパク質や脂質が分解されて,体に吸収されるという実感。歯ごたえ,味,香り,それらの体験が及ぼす様々な感覚を「食」という行為によって感じることができる、そういう料理は良いものです。

もちろん、命を粗末にはしません。油一滴残らず食べさせていただきました。

香川に行く機会があれば,混んでいても並ぶ価値あり!です。

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uru
日常生活と科学をむすぶ、学びのデザイナー。新しいガジェットやギアが大好き。好きなことは読書、バイク、旅、温泉、アニメ鑑賞その他いろいろ。生活をよりシンプルに心地よいものへ変えていきたい。

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